• "生活困窮者自立支援事業"(/)
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  1. 気仙沼市議会 2020-05-15
    令和2年第109回臨時会(第1日) 本文 開催日: 2020年05月15日


    取得元: 気仙沼市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-05-15 令和2年第109回臨時会(第1日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 285 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 2 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 3 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 4 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 5 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 6 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 7 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 8 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 9 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 10 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 11 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 12 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 13 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 14 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 15 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 16 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 17 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 18 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 19 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 20 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 21 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 22 : ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 選択 23 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 24 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 25 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 26 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 27 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 28 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 29 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 30 : ◎1番(今川 悟君) 選択 31 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 32 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 33 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 34 : ◎収納対策課長(小松広和君) 選択 35 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 36 : ◎1番(今川 悟君) 選択 37 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 38 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 39 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 40 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 41 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 42 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 43 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 44 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 45 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 46 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 47 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 48 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 49 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 50 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 51 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 52 : ◎収納対策課長(小松広和君) 選択 53 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 54 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 55 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 56 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 57 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 58 : ◎19番(村上 進君) 選択 59 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 60 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 61 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 62 : ◎19番(村上 進君) 選択 63 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 64 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 65 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 66 : ◎19番(村上 進君) 選択 67 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 68 : ◎税務課長(小野寺孝之君) 選択 69 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 70 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 71 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 72 : ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) 選択 73 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 74 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 75 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 76 : ◎保険年金課長(佐々木智美君) 選択 77 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 78 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 79 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 80 : ◎保険年金課長(佐々木智美君) 選択 81 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 82 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 83 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 84 : ◎保険年金課長(佐々木智美君) 選択 85 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 86 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 87 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 88 : ◎保険年金課長(佐々木智美君) 選択 89 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 90 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 91 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 92 : ◎保険年金課長(佐々木智美君) 選択 93 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 94 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 95 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 96 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 97 : ◎総務部長(畠山 修君) 選択 98 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 99 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 100 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 101 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 102 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 103 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 104 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 105 : ◎教育部長(池田 修君) 選択 106 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 107 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 108 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 109 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 110 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 111 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 112 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 113 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 114 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 115 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 116 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 117 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 118 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 119 : ◎8番(菊田 篤君) 選択 120 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 121 : ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 選択 122 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 123 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 124 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 125 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 126 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 127 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 128 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 129 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 130 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 131 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 132 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 133 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 134 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 135 : ◎2番(三浦友幸君) 選択 136 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 137 : ◎10番(村上 進君) 選択 138 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 139 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 140 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 141 : ◎10番(村上 進君) 選択 142 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 143 : ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 選択 144 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 145 : ◎10番(村上 進君) 選択 146 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 147 : ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 選択 148 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 149 : ◎10番(村上 進君) 選択 150 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 151 : ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 選択 152 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 153 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 154 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 155 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 156 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 157 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 158 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 159 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 160 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 161 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 162 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 163 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 164 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 165 : ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 選択 166 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 167 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 168 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 169 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 170 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 171 : ◎子ども家庭課長(熊谷啓三君) 選択 172 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 173 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 174 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 175 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 176 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 177 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 178 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 179 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 180 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 181 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 182 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 183 : ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 選択 184 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 185 : ◎3番(菅原雄治君) 選択 186 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 187 : ◎22番(熊谷伸一君) 選択 188 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 189 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 190 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 191 : ◎22番(熊谷伸一君) 選択 192 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 193 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 194 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 195 : ◎22番(熊谷伸一君) 選択 196 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 197 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 198 : ◎13番(三浦由喜君) 選択 199 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 200 : ◎地域づくり推進課長(千葉正幸君) 選択 201 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 202 : ◎13番(三浦由喜君) 選択 203 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 204 : ◎地域づくり推進課長(千葉正幸君) 選択 205 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 206 : ◎13番(三浦由喜君) 選択 207 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 208 : ◎地域づくり推進課長(千葉正幸君) 選択 209 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 210 : ◎21番(鈴木高登君) 選択 211 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 212 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 213 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 214 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 215 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 216 : ◎21番(鈴木高登君) 選択 217 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 218 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 219 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 220 : ◎1番(今川 悟君) 選択 221 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 222 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 223 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 224 : ◎1番(今川 悟君) 選択 225 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 226 : ◎産業戦略課長(梅内 摂君) 選択 227 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 228 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 229 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 230 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 231 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 232 : ◎観光課長(畠山 勉君) 選択 233 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 234 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 235 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 236 : ◎観光課長(畠山 勉君) 選択 237 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 238 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 239 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 240 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 241 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 242 : ◎17番(熊谷雅裕君) 選択 243 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 244 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 245 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 246 : ◎収納対策課長(小松広和君) 選択 247 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 248 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 249 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 250 : ◎収納対策課長(小松広和君) 選択 251 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 252 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 253 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 254 : ◎収納対策課長(小松広和君) 選択 255 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 256 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 257 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 258 : ◎市長(菅原 茂君) 選択 259 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 260 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 261 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 262 : ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) 選択 263 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 264 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 265 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 266 : ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) 選択 267 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 268 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 269 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 270 : ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) 選択 271 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 272 : ◎9番(秋山善治郎君) 選択 273 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 274 : ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) 選択 275 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 276 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 277 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 278 : ◎総務教育常任委員長(三浦由喜君) 選択 279 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 280 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 281 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 282 : ◎民生常任委員長(村上 進(公)君) 選択 283 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 284 : ◎議長(菅原清喜君) 選択 285 : ◎議長(菅原清喜君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:      午前10時00分  開 会 ◎議長(菅原清喜君) ただいまの出席議員数は24名であります。定足数に達しておりますので、これより第109回気仙沼市議会臨時会を開会いたします。 2: ◎議長(菅原清喜君) 本日の欠席届出議員及び遅参届出議員はございません。以上のとおりでありますので御報告いたします。 3: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において14番村上佳市君、15番佐藤健治君を指名いたします。 4: ◎議長(菅原清喜君) 次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。 6: ◎議長(菅原清喜君) 次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので御報告いたします。 7: ◎議長(菅原清喜君) 次に、報道機関から写真撮影等の申出があり、議長はこれを許可しておりますので御報告いたします。 8: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案の上程でありますが、議案第1号から議案第8号までの8か件を一括上程いたします。     ○議案第1号 財産の取得について     ○議案第2号 気仙沼市市税条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第3号 気仙沼市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第4号 気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第5号 気仙沼市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て     ○議案第6号 令和2年度気仙沼市一般会計補正予算     ○議案第7号 令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算
        ○議案第8号 令和2年度気仙沼市病院事業会計補正予算 9: ◎議長(菅原清喜君) 提案理由の説明を求めます。市長菅原 茂君。 10: ◎市長(菅原 茂君) 第109回気仙沼市議会が開会され、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明申し上げます。  本臨時会における提出議案は8件であります。  議案第1号の財産の取得については、消防団車両が老朽化した第2分団3部九条班及び第12分団1部馬籠町班に配備するため、水槽付消防団ポンプ自動車2台を購入するもので、指名競争入札により株式会社古川ポンプ製作所が5,071万円で落札し、今月1日に仮契約を締結しております。  議案第2号の気仙沼市市税条例の一部を改正する条例制定については、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置として、地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令が本年4月30日に公布されたことに伴い、徴収の猶予制度の特例のほか、中小事業者等が所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税を軽減するため、所要の改正を行うものであります。  議案第3号の気仙沼市都市計画税条例の一部を改正する条例制定については、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置として、地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令が本年4月30日に公布されたことに伴い、中小事業者等が所有する事業用家屋に係る都市計画税を軽減するため、所要の改正を行うものであります。  議案第4号の気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対して傷病手当金の支給を行うため、所要の改正を行うものであります。  議案第5号の気仙沼市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定については、宮城県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例が本年4月24日に改正されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対して傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を行うため、所要の改正を行うものであります。  議案第6号の令和2年度気仙沼市一般会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ5億5,142万6,000円を追加し、予算総額を840億7,677万5,000円とするものであります。  今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に係る予算であります。  その主な内容ですが、離職等により住まいを失った、または失うおそれのある方に対し、家賃の実費または一部を支給する「生活困窮者自立支援事業(住居確保給付金)」として441万1,000円、子育て世帯の生活支援のため、児童手当(本則給付)受給世帯に対し支給する「子育て世帯臨時特別給付金」として6,045万7,000円、本市の独自施策としては、宮城県の要請・協力依頼に基づき、施設の利用停止(休業)、夜間の営業時間短縮または酒類提供時間短縮の協力をした対象事業者に対し、市独自の協力金を加算して交付する「新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」として3億6,560万円、売上げが減少した事業者に対し、支援金を交付する「生活関連サービス業等支援金」として5,600万円、既存の制度を拡充し、感染拡大防止のため、衛生面の改善を目的とした店舗等の改修をする事業者に対し、補助金を交付する「店舗等快適化リフォーム促進事業補助金」として1,000万円、宿泊客が著しく減少し、厳しい経営状況にある市内の宿泊事業者を支援する「宿泊施設緊急支援事業」として1,315万円、学校等の臨時休校等に伴い就労機会が減少するなど、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けている独り親家庭等に対し、緊急支援金を支給する「ひとり親家庭等緊急支援金支給事業」として1,850万円、経済的支援のため、市立小・中学校に在籍する就学援助受給対象世帯の児童・生徒に対し、緊急支援金を支給する「就学援助受給対象世帯緊急支援金支給事業」として718万円、就学環境を維持するため、市内で実施している奨学金貸付制度により貸付けを受けている学生等及び東日本大震災みやぎこども育成基金奨学金の給付を受けている市内出身の学生等に対し、緊急支援金を支給する「奨学生緊急支援金支給事業」として267万円、公共施設や避難所等の衛生環境を保つため、消毒薬、マスク等の資材を購入する「衛生用資材購入」として1,345万8,000円を計上しております。  歳入については、国庫支出金3億4,098万9,000円、県支出金1億8,280万円、繰入金2,763万7,000円を追加するものであります。  議案第7号の令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算については、歳入歳出予算にそれぞれ280万円を追加し、予算総額を78億7,086万7,000円とするもので、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金を補正するものであります。  議案第8号の令和2年度気仙沼市病院事業会計補正予算については、資本的収入に831万6,000円を追加し8億3,417万7,000円とし、資本的支出に831万6,000円を追加し8億4,013万9,000円とするもので、新型コロナウイルス感染症対策のための器械備品購入費を補正するものであります。  以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 11: ◎議長(菅原清喜君) 議案精読のため、暫時休憩いたします。再開を午前10時20分といたします。      午前10時09分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午前10時20分  再 開 12: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案の審議に入ります。  初めに、議案第1号財産の取得についてを議題といたします。     ○議案第1号 財産の取得について 13: ◎議長(菅原清喜君) 本案は総務教育常任委員会に付託の予定であります。  補足説明を求めます。総務部長畠山 修君。 14: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案書の1ページをお開き願います。  議案第1号財産の取得について、補足説明を申し上げます。  2ページをお開き願います。併せて、別紙議案第1号参考資料(その1)物品売買仮契約書、(その2)入札調書、(その3)水槽付消防ポンプ自動車の概要を御参照いただきたいと思います。  議案書の2ページで御説明いたします。  1、物品名は水槽付消防ポンプ自動車であります。  2、数量は2台であります。  3、納入場所は、気仙沼・本吉地域広域行政事務組合消防本部内にあります市総務部危機管理課消防団係であります。なお、配備先につきましては、第2分団3部九条班及び第12分団1部馬籠町班に予定をしてございます。  4、納入期限は令和3年3月19日であります。  5、契約金額は5,071万円であります。  6、契約の相手方は、宮城県大崎市古川中里一丁目10番29号、株式会社古川ポンプ製作所、代表取締役氏家英喜氏で、4月23日、指名競争入札により決定したものであります。  7、仮契約年月日は令和2年5月1日であります。  業者の指名に当たりましては、本市物品調達入札参加登録業者のうち、登録分類について、大分類が車両で、小分類が特殊車両、消防車に登録があり、県内に本店または支店等を有する業者を選定いたしました。これらに該当する19者に指名をしたところ、入札に参加した業者は9者でありました。  説明は以上でありますので、よろしくお願いいたします。 15: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 16: ◎9番(秋山善治郎君) 指名競争で19者に指名したということなんですが、これは登録していれば、実際に製作する、しないということは関係ないということになってしまうんですかね。実際に車両そのものをしっかりと納入できる状況になっているかどうかの検証というものは、指名競争の中には入ってこないのかどうか、お伺いしたいと思います。 17: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 18: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) お答えします。  登録名簿に登載する際に、全てそういうことが、納入が可能かどうかとか、技術力とか実績とかを審査しまして、登録に記載しておりますので、登録されている今回指名した19社は全て納入が可能ということで指名しております。以上であります。 19: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 20: ◎9番(秋山善治郎君) 今回の入札状況を見て、落札した業者と2番札を入れたところで14万円の違いなんですよね。例えば、今回2台購入するんですけれども、1台ずつ別々発注、入札ということは考えられないのか。実際に2番手で入札したところは消防自動車のトップメーカーだというタイトルで売り出している会社でもありますので、そういう点でいくと本当に、指名競争であったとしても、競争入札であれば別々発注ということもあり得るのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 21: ◎議長(菅原清喜君) 参事兼財政課長瀬戸洋幸君。 22: ◎総務部参事兼財政課長(瀬戸洋幸君) 今回2台入札に付したわけですけれども、同じものですので、1つの入札で2台、そうすることによって単価も下がるということで、今回2台を1つの入札で行ったということでございます。 23: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 24: ◎9番(秋山善治郎君) いろいろお話を伺いましたけれども、せっかく消防自動車ということで、特殊車両でありますから、その納入する力といいますか、そこについてもしっかりとぜひ検証しておいたほうがいいのではないかと思いますので、付言しておきたいと思います。終わります。 25: ◎議長(菅原清喜君) これにて質疑を終結いたします。  議案第1号は、総務教育常任委員会に付託いたします。 26: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第2号気仙沼市市税条例の一部を改正する条例制定について及び議案第3号気仙沼市都市計画税条例の一部を改正する条例制定については関連がありますので、この際、一括議題といたします。     ○議案第2号 気仙沼市市税条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第3号 気仙沼市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について 27: ◎議長(菅原清喜君) 議案第2号及び議案第3号は総務教育常任委員会に付託の予定であります。  補足説明を求めます。総務部長畠山 修君。 28: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案第2号気仙沼市市税条例の一部を改正する条例制定について及び議案第3号気仙沼市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について、補足説明を申し上げます。  議案書3ページからになりますが、議案第2号及び議案第3号は、いずれも新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置に係る地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年4月30日に公布されたことに伴い、気仙沼市市税条例及び気仙沼市都市計画税条例の一部を改正するものであります。  恐れ入りますが、両議案の内容につきましては、お手元にお配りしております別紙の議案第2・3号説明資料により御説明申し上げます。本日、差し替えで訂正後の資料をお配りしております、第2、第3号の説明資料でございます。そちらの資料を説明いたします。  気仙沼市市税条例の一部を改正する条例及び気仙沼市都市計画税条例の一部を改正する条例の概要であります。  主な改正内容、改正条項、根拠法令を整理して記載してございます。  1点目は、固定資産税、都市計画税に係る措置で、(1)は中小事業者等が所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税等の軽減措置であります。厳しい経営環境にある中小事業者等に対し、令和3年度課税の1年分に限り、償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税及び事業用家屋に係る都市計画税の課税標準を2分の1またはゼロとするものであります。売上高が30%以上50%未満減少している者の課税標準の率は2分の1に、50%以上減少している者はゼロとするもので、令和2年2月から10月までの任意の3か月間の売上高が前年の同期と比べて減少している割合に応じた課税標準の率となってございます。  この措置による本市における影響額ですが、本市に固定資産を所有する全ての事業者の売上高が、仮に50%以上減少し、課税標準の率がゼロとなったとした場合、最大で8億5,000万円の減収となりますが、新たに創設されます新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金により全額補填されることとなってございます。  (2)は先端設備等導入計画の認定による固定資産税の特例措置の拡充、延長であります。新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、新規に設備投資を行う中小事業者等を支援する観点から、先端設備等に課する固定資産税の特例措置の適用対象に事業用家屋及び構築物を加え、これまで令和3年3月末としていた適用期限を2年間延長するものであります。  次のページをお開き願います。  現在の特例措置の内容ですが、対象者は中小事業者等のうち、市から先端設備等導入計画の認定を受けた者、対象設備は生産性向上に資する指標が旧モデル比で年1%以上向上する設備で、生産・販売活動などの用に直接供されるものであること。内容は、令和3年3月31日までに取得した先端設備等に対し、新たに固定資産税が課されることになった年度から3年間、償却資産における固定資産税の課税標準をゼロとするものであります。  本市における実績ですが、令和2年度課税分で件数が3件、特例控除額が約3億6,000万円、税額は503万3,000円であります。  この措置に伴う減収分につきましては、(1)と同様に新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金により全額補填されるものであります。  2点目は、軽自動車税環境性能割の臨時的軽減の延長であります。新型コロナウイルス感染症の影響により、国内新車需要の落ち込みが予想されることから、軽自動車税環境性能割の税率を1%分軽減する特例措置の適用期限が令和元年10月から令和2年9月30日までとなっているものを6月延長し、令和3年3月31日までに取得したものを対象とするものであります。  この表にありますとおり、税率を燃費基準達成度等に応じてそれぞれ、非課税は非課税、1%は非課税に、2%は1%に、1%ずつ軽減しているものであります。  この措置に伴う本市の減収額は、令和2年度予算ベースで算定すると約220万円となりますけれども、これにつきましては軽自動車税減収補填特例交付金により全額補填されるものであります。  3点目は、徴収猶予制度の特例であります。令和2年2月以降の給与や事業等に係る収入に相当の減少があり、一時に納税することが困難である事業者等に対し、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収を猶予できる特例を設けるものであります。  次の3ページを御覧願います。  対象者は、次の1)、2)のいずれも満たす納税者、特別徴収義務者で、1)新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月以降の任意の期間(1か月以上)において、給与や事業等に係る収入が前年同期に比べておおむね20%以上減少していること、2)一時に納付または納入を行うことが困難であることであります。  対象となる税は、令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期限が到来する全ての税目となります。なお、これらのうち、既に納期限が過ぎている未納の税、他の猶予を受けているものも含み、さかのぼってこの特例を利用することができるというものでございます。  今回の徴収猶予の特例による地方公共団体の一時的な減収額を埋めるため、地方財政法第5条の規定にかかわらず、地方債を起こすことができるとされております。  地方財政法第5条の規定というものは、地方公共団体はこういった場合に財源として地方債を充てることができるということが規定されておりまして、ここに規定のない一時的な減収を埋めるための短期間の借入れができるということになるものでございます。  4点目は、個人市民税に係る措置であります。  (1)は、指定行事の中止等により生じた入場料金等払戻し請求権を放棄した場合の寄附金税額控除の特例であります。これは、政府の自粛要請等を踏まえて中止した、文化、芸術、スポーツイベントに対するチケット等について、購入したが払戻しをせず、入場料金等払戻し請求権を放棄した場合の合計額、これは20万円を超える場合は20万円が上限となりますが、この合計額を寄附金として支出したものとみなし、個人市民税の寄附金税額控除の対象とするものであります。  指定行事とは、次の全ての要件を満たす行事のうち、文部科学大臣が指定したものであります。1)令和2年2月1日から令和3年1月31日までの開催のもの、2)不特定かつ多数を対象とするもの、3)日本国内での開催であるもの、4)新型コロナウイルス感染症に係る影響により中止等となったもの、5)文化、芸術またはスポーツに関するもの、6)中止の場合、入場券料金、参加料等の対価の払戻しを行う規約等があるものであります。  次の4ページをお開き願います。  (2)は住宅ローン控除の適用要件の弾力化であります。令和元年10月から令和2年12月までの期間である住宅ローン控除の特例でありますが、これは控除期間が10年間のところを13年間とするものでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響により入居が遅れた場合、以下の要件を満たしていれば対象とするものでございます。  要件の1)は、新型コロナウイルス感染症の影響により住宅への入居が遅れたこと、2)新築の場合は令和2年9月末、中古住宅取得や増改築等の場合は令和2年11月末までに契約を行っていること、3)令和3年12月末までに2)の住宅に入居していることであります。  住宅ローン控除の特例について、図表と箱で囲んだ「住宅ローン控除の特例とは」を併せて御覧いただきたいと思いますが、住宅ローン控除の本来の対象期間は10年間でありますが、消費税10%に引き上げられた時期において、令和2年12月までに住宅を取得した場合、3年間延長し、13年間とされているものであります。  なお、市・県民税の控除は、所得税で引き切れない金額について控除するものであります。  今回の住宅ローン控除の適用要件の弾力化による減収分については、地方特例交付金によって全額国費で補填されるものであります。  説明資料は以上であります。  恐れ入りますが、議案書の4ページにお戻り願います。  4ページと5ページが議案第2号に係る改正文であります。  6ページから8ページが新旧対照表で、それぞれ下線部分が改正点であります。  議案書の5ページにお戻りいただきまして、下のほうの附則でありますけれども、本条例は公布の日から施行するものであります。ただし、第2条の規定は令和3年1月1日から施行するものであります。  次に、議案書の10ページをお開き願います。10ページは、議案第3号に係る改正文であります。  11ページ及び12ページが新旧対照表で、それぞれ下線部分が改正点であります。  議案書の10ページにお戻りいただきますが、附則であります。本条例は公布の日から施行するものであります。ただし、第2条の規定は令和3年1月1日から施行するものであります。  議案第2号及び議案第3号の説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 29: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。1番今川 悟君。 30: ◎1番(今川 悟君) 何点か確認させてください。  説明資料のほうでお尋ねしますけれども、固定資産税、都市計画税の措置ということで1番にありますが、ここで、あと売上高が30%、50%、あと次の3ページには税の猶予ということで、納税を延長できる分が20%とありますけれども、これからいろいろコロナの問題を議論していく中で、売上げの減少率に関わる、それぞれ支援策が異なってくると思うんですが、最初にこの20、30、50と分けているところが国の基準なのかどうか、そこを市としていじれるのかどうか、あとは、その20、30、50と分けている理由を市としてどのように解釈しているかをお尋ねいたします。
    31: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。税務課長小野寺孝之君。 32: ◎税務課長(小野寺孝之君) お答えいたします。  固定資産税、都市計画税に係る措置について、売上高の減少している基準ということだと思いますけれども、この30%から50%、または50%以上減少しているというものにつきましては、国からの指標に基づくものとなっております。地方税法で今回この部分が改正されたものに合わせたということになります。  それで、この基準について、市で改正できるのかというところについてですけれども、条例で規定している分については、この地方税法の改正された文を引用するという部分ですので、こちらにその基準を変えるということはできないことにはなっております。以上でございます。 33: ◎議長(菅原清喜君) 収納対策課長小松広和君。 34: ◎収納対策課長(小松広和君) それでは、お答えいたします。  私からは、徴収猶予の20%の減少ということの基準なんですけれども、これにつきましては、政策金融におきます中小企業向けの、実質無利子、無担保融資の条件が売上高20%の減少であること、それからリーマンショック直後の企業の四半期別の売上高の減が最大で20.4%であったことを踏まえまして、国から示されたものでございます。以上です。 35: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 36: ◎1番(今川 悟君) 国からの指針ということは分かったんですが、その解釈を市なりにしておかないと、これから支援策がいろいろ出てくると思いますけれども、そこで対象をどう絞り込むかというときに、どのパーセントを当てるかということが大事だと思っていますので、その国の基準がどうしてできたかというところの解釈をこれからはしっかりしてほしいと思います。  それと、ちょっと心配なことが、この50%減少の場合は減免ということで、来年の部分と重ならなくていいんですが、20%の場合は、1年間延期すると来年に2年分払わなくてはいけないというような問題が次に生じてくると思います。その辺を今からしっかり周知する、準備していくということをお願いしておきたいんですけれども、今年はもう固定資産税等の納税通知書が行って、いろいろな御意見が市民からあったと思いますが、やはり何かしら説明を加えて通知するということをこれからは徹底してほしいと思います。特に、2年分いきなり来て、2年分合わさった額が急に、納税しなさいというような通知が来ないように、来たとしても、しっかり説明が、なぜこうなっているのかということがなるような説明文をつけて、市民が1年前のことを忘れている可能性もありますので、混乱しないように納税通知書を工夫していくということをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 37: ◎議長(菅原清喜君) 税務課長小野寺孝之君。 38: ◎税務課長(小野寺孝之君) お答えいたします。  御指摘のとおりだと思いますので、今後周知をしっかりと進めていきたいと考えております。以上でございます。 39: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 40: ◎9番(秋山善治郎君) 説明資料1ページと3ページなんですけれども、1ページの、いわゆる固定資産税、都市計画税の措置で、(1)で30%と50%の記述がありますが、その下に、令和2年2月から10月までの任意の3か月間の売上高となっていますよね。任意の3か月という、この任意というものは、あくまで納税者が自分で決めていいということになる、任意になるのかどうか、そこを確認したいと思います。  それから、この任意の3か月というところは、今回の条例改正のところでは、どこで読み取ればいいのかなということが分からないのでお示しください。それから、それは3ページにおいても、任意の期間1か月という部分についても、条例のところではどこで読み取ればいいのか、示していただければ助かります。 41: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。税務課長小野寺孝之君。 42: ◎税務課長(小野寺孝之君) お答えいたします。  任意の3か月というものはどこで決めていいかというところでございますけれども、当然これは事業者が決める部分ではございますが、そもそも今回の件、売上高の審査についてでございますけれども、国から示されている部分では、売上高の減少の審査につきましては、認定経営革新等支援機関等が会計簿等で売上げ減少要件を満たしているかを確認し、認定を行うということになっておりまして、この支援機関なんですけれども、税務、財務等の専門知識を有し、一定の実務経験を持つ支援機関などとされておりまして、実際には税理士とか公認会計事務所がそれに当たっているということのようでございます。  インターネット上には、この支援機関が掲載されておりまして、本市においても個人の税理士事務所などが挙げられているところではありますけれども、国ではこれから、こういったところに対して説明会を行っていくということのようでございます。  続きまして、条例で、この部分の読み取りはどうなっているかというお話でございますけれども、議案書の6ページをお開きいただきたいと思います。附則、読替規定、第10条とございますけれども、下線部分で「第61条又は第62条」という規定が追加されていることになっております。この「第61条又は第62条」は、地方税法の改正でございまして、この中で、この固定の軽減措置について規定しているというものでございます。この条例の中からは、なかなか読み取れないものではございますけれども、そちらに規定しているものでございます。以上でございます。 43: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 44: ◎9番(秋山善治郎君) もう一度。地方税法では、それは、この任意の3か月、任意の1か月という部分はどのように規定しているのか、もう一回、御説明をお願いします。 45: ◎議長(菅原清喜君) 税務課長小野寺孝之君。 46: ◎税務課長(小野寺孝之君) お答えいたします。  地方税法附則第61条ですが、新たに地方税法上も追加された規定でございまして、新型コロナウイルス感染症等に係る中小事業者等の家屋及び償却資産に対する固定資産税及び都市計画税の課税標準の特例とございます。条項を読み上げさせていただきます。  第1号ですが、「新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置の影響により当該中小事業者等の事業収入割合(令和2年2月から10月までの間における連続する3月の期間の当該中小事業者等の収入の合計額(当該中小事業者等が行う全ての事業に係る収入の合計額をいう。以下、この号において同じ。)を当該期間の初日の1年前の日から起算して3月を経過する日までの期間の当該中小事業者等の収入の合計額で除して得た割合をいう)」とされております。以上でございます。 47: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 48: ◎9番(秋山善治郎君) 今のところを、今、固定資産税の分を話されたんだと思いますけれども、さっき言った、徴収猶予の場合の任意の期間1か月については答弁がないので、そこについてもう一度お願いします。  それから、今、課長が答弁されましたけれども、「任意」という言葉が課長の説明の部分になかったんですが、それはさっきの認定機関が定めるということで読み替えることになるんですか。それはちょっと分からないんですが、任意と言った意味について、一番売上げが落ち込んだ時期を選びたくなることは当然なんだと思いますけれども、そういうことができる地方税法の改正になっているのかどうか。もう一度確認したいと思います。 49: ◎議長(菅原清喜君) 税務課長小野寺孝之君。 50: ◎税務課長(小野寺孝之君) お答えいたします。  もう一度、地方税法の61条のその部分を読ませていただきます。「令和2年2月から10月までの間における連続する3月の期間の当該中小事業者等の収入の合計額」とございますので、任意ではあるんですけれども、3月連続するというところでの解釈になるかと思います。以上でございます。 51: ◎議長(菅原清喜君) 収納対策課長小松広和君。 52: ◎収納対策課長(小松広和君) すみません。徴収猶予の特例の部分に関しましては、ちょっとお時間をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 53: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 54: ◎9番(秋山善治郎君) この説明資料で、「任意の3か月」という形の表現をしてしまうと、税務課長の答弁した部分とイメージが違うのではないかという思いをしたんですけれどもね。そこについて、この「任意の3か月」という形で市民周知をしていった場合、誤解されるのではないかという思いもするんですが、いかがなんでしょう。その辺について大丈夫ですか。 55: ◎議長(菅原清喜君) 税務課長小野寺孝之君。 56: ◎税務課長(小野寺孝之君) 御指摘のとおり、この説明資料ですと、舌足らずのところがあるかもしれませんので、周知に関しては誤解のないように努めていきたいと考えます。ありがとうございます。 57: ◎議長(菅原清喜君) 秋山議員に対する答弁保留なんですけれども、少し待ちますか。(「残して」の声あり)残して、後からにしますか。(「後でやってもらうならいいです」の声あり)答弁だけでよろしいですか、後で、質疑もありますか。(「あります」の声あり)答弁はあるということで。  では、その次、質疑をお願いします。次に、19番村上 進君。 58: ◎19番(村上 進君) 1点確認したいと思います。  今回の条例改正の26条の関係です。施行日が令和3年1月1日ですかね。寄附金税額控除の特例が今回新設されました。本則には多分、説明資料の中にあるとおり、説明資料の3ページですかね、指定行事、囲み、箱書きがありますよね、次の全て要件を満たす行事のうち、文部科学大臣が指定したもの、1)から6)。この対照表の7ページの中で、26条、下線が引かれて、ちょうど4行から5行のところかな、感染症特例法の中の第5条第4項というものは恐らく文科大臣が指定する行事だと読み取ったんですが、そのうち市長が指定するものの中止もしくは延期云々とありますが、どういうものが想定されるんですかね。この上限20万円、アッパーで打ち切っていますが、こういう指定行事、具体的にはどういうものがあって、それが令和3年1月1日から施行されていくんだよという流れになってくるんですが、具体には気仙沼市においた場合、どういうものが想定されるか説明してください。 59: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。税務課長小野寺孝之君。 60: ◎税務課長(小野寺孝之君) お答えいたします。  寄附金税額控除の特例についてでございますが、法附則第60条第4項は、今、議員に御指摘いただいたとおり、文部科学大臣が指定したものという要項でございます。まず、文部大臣が指定したものについて、市長がその指定をするということになっておりますけれども、基本的には文部大臣が指定したものについてを市長がそのまま指定するというイメージではおりました。  流れなんですけれども、まず指定行事の中止を生じた入場券については、イベント主催者がまず文部科学省のほうに指定行事として申請していただくということになります。そして、指定行事として認められたものについて、今度はチケットを購入した方がイベント主催者に対して払戻しをしないことを申し出ていただくと。そして、証明書を受け取るということのようです。そして、翌年の確定申告の際に、その証明書を添付して税控除を受けるという流れになります。  市長が指定するという部分につきましては、その確定申告などの際に、文部科学省によって指定されたものを添付するところで指定していくということで考えております。以上でございます。 61: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 62: ◎19番(村上 進君) 条文の流れの解釈は今のとおりでよろしいんですが、具体に、例えば読み取ると、2020のオリ・パラの入場券とか、そういうものも入ってくるのか、あるいはそうではなくて、様々な団体がイベント企画をした、そのことが入場券、参加料が発生して、具体にこういう寄附控除に該当していくんだよという流れになってくるのか。その点のイメージをもしお持ちであれば、もう一回説明してください。 63: ◎議長(菅原清喜君) 税務課長小野寺孝之君。 64: ◎税務課長(小野寺孝之君) 国のほうで、この制度の趣旨としましては、一般的なスポーツのイベント、野球、サッカーなどのチケット、あとは音楽、文化のコンサート、そういったものをイメージしていると思っております。  まずは、市内でどういったイベントが行われるかということはちょっと想定できないところではございますけれども、そのイベントの主催者が条件に合う部分として文部科学省に申請して、認めていただければ、それが指定行事ということで、寄附金控除の対象になるということでございます。以上でございます。 65: ◎議長(菅原清喜君) 19番村上 進君。 66: ◎19番(村上 進君) 具体には委員会で深く議論していただきたいと。  もう一点、軽自動車税の関係です。臨時的軽減の延長となっているんですが、実はこれは既に納税義務者、軽自動車所有の市民の皆さんには割賦が送付されております。今回、このことの改正によって、影響額云々かんぬんとなっていくわけでありますが、既に手元にある割賦との、この制度改正とのギャップというものはないんですかね。それだけ確認しておきます。 67: ◎議長(菅原清喜君) 税務課長小野寺孝之君。 68: ◎税務課長(小野寺孝之君) 軽自動車税の環境性能割の軽減に関する御質問でございますけれども、この環境性能割というものは、消費税10%に上げられたときに、それまでの自動車取得税が廃止されまして、それに代わって軽自動車税と自動車税、それぞれ環境性能割が設けられたということがございます。  今回、納税通知書を送らせていただいたものにつきましては、同じ軽自動車税でも種別割という部分でございまして、今回は軽自動車税の種別割については影響はないと考えております。以上でございます。 69: ◎議長(菅原清喜君) 先ほどの秋山議員への答弁はまだ。もう少し。では、保留して次に入ります。 70: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第4号気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について及び議案第5号気仙沼市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定については関連がありますので、この際、一括議題といたします。     ○議案第4号 気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について     ○議案第5号 気仙沼市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て 71: ◎議長(菅原清喜君) 議案第4号及び議案第5号は民生常任委員会に付託の予定であります。  補足説明を求めます。市民生活部長小野寺幸恵さん。 72: ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) それでは、議案第4号及び議案第5号につきまして、関連がありますので、一括して御説明申し上げます。  議案書の13ページをお開き願います。  議案第4号気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対して傷病手当金を支給するため、所要の改正を行うものであります。  14ページから15ページは改正文であります。  16ページから17ページは新旧対照表で、下線部分が改正点であります。  改正内容につきましては、お手元に配付しております議案第4号説明資料により御説明申し上げます。説明資料を御覧願います。  気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例の概要であります。  趣旨、根拠法令、改正内容について記載してございます。  3の改正内容の概要でございますが、給与等の支払いを受けている国民健康保険の被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染するなどした場合に、その療養のため労務に服することができなかった期間において傷病手当金を支給するため、傷病手当金に係る規定を加えるものであります。  改正内容の詳細は表にまとめてございますが、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金として、附則第8項から第12項を新設するものであります。  第8項は、対象者及び支給要件について規定するもので、給与等の支払いを受けている被保険者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染した場合などに支給するものであります。  第9項は、傷病手当金の額について、算定方法等について規定するものであります。  第10項は、支給期間について、第11項は、給与等との調整について、第12項は、他法との調整について規定するものであります。  恐れ入りますが、議案書の15ページにお戻り願います。  附則の規定でありますが、本条例の施行期日は公布の日とし、改正後の条例の規定は、傷病手当金の支給を始める日が令和2年1月1日から規則で定める日、規則では令和2年9月30日までといたしますが、それまでの間に属する場合に適用するものであります。  次に、18ページをお開き願います。  議案第5号気仙沼市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について、補足説明を申し上げます。  本案は、宮城県後期高齢者医療広域連合において、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金が創設されたことに伴い、宮城県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例が本年4月24日に改正されたことにより、市町村において行う事務に、傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を加えるものであります。  19ページは改正文であります。  20ページを御覧願います。新旧対照表により御説明申し上げます。  下線部分が改正点であり、第2条の、市において行う事務に、第8号として、広域連合条例附則第7項の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を加えるものであります。  なお、後期高齢者医療制度における傷病手当金の支給基準は、国民健康保険条例と同様となっております。  恐れ入りますが、19ページにお戻り願います。  附則の規定でありますが、この条例は公布の日から施行するものであります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。 73: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 74: ◎9番(秋山善治郎君) 先ほどの市長説明書の中で、議案第4号の説明について、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対して傷病手当の支給を行うという説明がありました。市長の説明資料にある、被保険者等の場合の、この「等」は何を指しているのか、お聞かせください。 75: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保険年金課長佐々木智美さん。 76: ◎保険年金課長(佐々木智美君) お答えいたします。  こちらの「被保険者等」となっておりますものは、新型コロナウイルスに感染した者または感染の疑いがある者ということで、「被保険者等」とさせていただいております。以上です。 77: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 78: ◎9番(秋山善治郎君) その場合、疑いがある者ということは、どういう形でこれは認めることになるのか、お伺いします。 79: ◎議長(菅原清喜君) 保険年金課長佐々木智美さん。
    80: ◎保険年金課長(佐々木智美君) お答えいたします。  感染が疑われる方といいますものは、国が示しております新型コロナウイルス感染症についての相談、受診の目安とされている症状がある方で、市に提出いただく書類、例えばお医者さんの診断書とか、事業主の方の証明書により、療養する必要があって就業ができないという方を対象とすることとしております。以上です。 81: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 82: ◎9番(秋山善治郎君) 新型コロナウイルスについては、発症する前、発症しなくても感染しているという方が随分いらっしゃるようなので、その辺の対応について、ぜひ間違えないようにお願いしたいと思います。  それで、要するに国保について、傷病手当というものは実は初めてなんですよね。それで、「等」ということについて、今回新型コロナウイルスに限定しているようでありますけれども、どうですか、この機会に、ここに限定しない形で、国保の傷病手当の支給について検討するということはあり得ないんでしょうか。そこについてお伺いしたいと思います。 83: ◎議長(菅原清喜君) 保険年金課長佐々木智美さん。 84: ◎保険年金課長(佐々木智美君) お答えいたします。  国民健康保険においての傷病手当というものは、国民健康保険に加入している方の就業形態がまず様々であるということもありまして、保険者が保険財政上、余裕がある場合などには条例を制定して、任意で給付されるというものです。今回は、国の財政支援があるということで、気仙沼市でも期間を限定して特例的に設けたものでございますが、今後も別な傷病においても傷病手当金を支給するとなりますと、財源の確保も課題になってきますことから、ほかの傷病についても傷病手当金を支給するということは難しいと考えております。 85: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 86: ◎9番(秋山善治郎君) 財源の問題はこれからまた議論するとしても、傷病手当という形でしっかりと位置づけられたということは、今まで国保加入者にとっての大きな要望でもありましたので、ぜひ今後の御検討をお願いしたいと思います。  それで、もう一つ、この適用期間が9月30日までにするというものは、これは一体何なのかについても御説明をお願いしたいと思います。 87: ◎議長(菅原清喜君) 保険年金課長佐々木智美さん。 88: ◎保険年金課長(佐々木智美君) お答えいたします。  今回の適用期間につきましては、国で今年1月に初めて新型コロナウイルス感染症に感染した方が確認されたということを踏まえ、国内の感染状況等を見ながら設定したものでありますけれども、今後の感染状況も見ながら注視していくということで、適用期間の延長もあり得るようなことも示唆されておりますので、その場合、こちら気仙沼市としても規則を改正するなどして対応してまいりたいと思います。 89: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 90: ◎9番(秋山善治郎君) この9月30日、いわゆる期間について、今回の条例改正には実は触れていないんですが、ここはそうすると、今、課長から、規則でという話をされましたけれども、運用上は規則でそれを行うということになるんですか。そこをもう一度確認したいと思います。 91: ◎議長(菅原清喜君) 保険年金課長佐々木智美さん。 92: ◎保険年金課長(佐々木智美君) 期間につきましては、規則で規定しております。以上です。 93: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですね。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  議案第4号及び議案第5号は民生常任委員会に付託いたします。 94: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第6号令和2年度気仙沼市一般会計補正予算を議題といたします。     ○議案第6号 令和2年度気仙沼市一般会計補正予算 95: ◎議長(菅原清喜君) お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 96: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は委員会の付託を省略することに決しました。  補足説明を求めます。総務部長畠山 修君。 97: ◎総務部長(畠山 修君) それでは、議案第6号令和2年度気仙沼市一般会計補正予算について、補足説明を申し上げます。  気仙沼市各種会計補正予算書の1ページをお開き願います。  第1条ですが、本案は歳入歳出にそれぞれ5億5,142万6,000円を追加し、予算総額を840億7,677万5,000円とするものであり、今回、全て新型コロナウイルス感染症の対策に係る予算となってございます。  8ページ、9ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。補正額のみ申し上げます。  第3款民生費8,336万8,000円、1項社会福祉費1目社会福祉総務費441万1,000円は、別添の説明資料1ページの生活困窮者自立支援事業(住居確保給付金)に内容を記載してございます。  2項児童福祉費1目児童福祉総務費7,895万7,000円は、別添の説明資料2ページの子育て世帯臨時特別給付金及び3ページのひとり親家庭等緊急支援金支給事業に内容を記載してございます。  予算書の10ページ、11ページをお開き願います。  第7款1項商工費2目商工振興費4億4,475万円は、別添の説明資料4ページの店舗等快適化リフォーム促進事業補助金から6ページ下段の宿泊施設緊急支援事業に内容を記載しております。  予算書ですが、12ページ、13ページをお開き願います。  第9款1項消防費5目防災管理費1,345万8,000円は、別添の説明資料の7ページ、新型コロナウイルス等感染症対策に係る衛生用資材の購入に内容を記載してございます。  予算書ですが、14ページ、15ページをお開き願います。  第10款教育費1項教育総務費2目事務局費985万円は、別添の説明資料8ページの奨学生緊急支援金支給事業及び9ページの就学援助受給対象世帯緊急支援金支給事業に内容を記載してございます。  以上が歳出予算であります。  続いて、歳入について御説明いたします。  恐れ入りますが、予算書の6ページ、7ページにお戻り願います。  補正額のみ申し上げます。  第15款国庫支出金3億4,098万9,000円、1項国庫負担金1目民生費国庫負担金330万8,000円、2項国庫補助金3億3,768万1,000円、1目総務費国庫補助金2億7,722万4,000円、これにつきましては新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でありまして、本日追加でお配りしております議案第6号の参考資料になりますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金交付申請事業についてということを別紙でお配りしておりますが、こちらを御参照いただきたいと思います。  予算書の説明に戻ります。  2目民生費国庫補助金6,045万7,000円。  第16款県支出金2項県補助金6目商工費県補助金1億8,280万円。  第19款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金2,763万7,000円。  以上が歳入予算でございます。  恐れ入ります。予算書の4ページ、5ページにお戻り願います。  総括でありますが、歳入歳出それぞれ補正前の額835億2,534万9,000円に5億5,142万6,000円を追加し、予算総額を840億7,677万5,000円とするものであります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 98: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。8番菊田 篤君。 99: ◎8番(菊田 篤君) 予算の説明資料の8ページなんですが、新型コロナウイルスの学生支援ということでここに書いてあります。市内出身の学生等ということは、この対象奨学金以外の学生もいるんですけれどもね。日本学生支援機構の貸与型も使っている学生もいるんですが、なぜ今回ここだけにしたのか。まず、その説明をお願いします。 100: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君の質問に対し、当局の答弁を求めます。学校教育課長斎藤博厚君。 101: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) お答えいたします。  今、菊田議員のおっしゃるとおり、奨学金は本当に多岐にわたっております。その中で、まずは市内で実施している奨学金貸与制度により現在貸付けを受けていると捉えました。そういったことで、気仙沼市で行っています奨学金、あと気仙沼育英会奨学金、松岩愛林公益会奨学金、さらに、ここに東日本大震災みやぎこども育英基金奨学金、経済的支援ということを入れて、こう今回は定めさせていただきました。 102: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 103: ◎8番(菊田 篤君) 今の答弁で、まずはということのお話がありました。ということは、それ以外の気仙沼出身の学生にも支援しようという、今回は挙げていないですけれども、今後、そこまで一応検討されたということで、もう一回確認したいと思います。 104: ◎議長(菅原清喜君) 教育部長池田 修君。 105: ◎教育部長(池田 修君) お答えいたします。  今、答弁にありました、他の奨学金制度を活用している学生の皆さんへの支援ということでございますけれども、今現在、国でも2次補正の予算、近々にということで進めている中でございます。その中でも、柱として困窮学生の支援と救済というような軸も含まれておりますので、その内容を踏まえ、さらには各自治体に追加で交付されると思われます交付金等も勘案いたしまして、全体に広げられるかどうかということも踏まえまして、今後検討してまいりたいと考えてございます。 106: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 107: ◎8番(菊田 篤君) 今、答弁いただいたとおりだと思うんですが、国でもそのところは今進めているところでもあると思うんですが、今回この予算を決めるに当たってというか、やっぱり気仙沼出身の子供たち、学生、メッセージ性が多分あると思うんですよ、気仙沼市から支援をするということはですね。そのところは、私は本当は今回全体にしていただきたかったなと思っております。  確認するにしても、大学で4年間、6年間かもしれないですけれども、その卒業生を大体、進路先を把握すれば数字は出てくると思うので、その検討を。一番大事なことは、やっぱり気仙沼から出た学生が、気仙沼から支援をもらったと、そういうメッセージ性が非常に大事でなかったのかと思っておりますが、なおそのところはしっかり検討いただきたいと思っております。  家計の急変やアルバイトの収入減等ということで、この奨学金の対象者だけではないと思うんですよ、そういう状況になっている学生はですね。なので、そのところはぜひよろしくお願いします。その件についていかがでしょうか。 108: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 109: ◎市長(菅原 茂君) 本件の検討に当たっては、各高等学校からの進路状況だとか、一番分からなかったものは、奨学金をもらっている人の比率が分からないということでした。今、手元にあるものは、全く、全国版の奨学金のパーセンテージしかなくて、計算が非常に難しかったということと、今回ここで対象にすると、今回原資の主なものに全体としてはなっております臨時交付金を大幅にはみ出すおそれがありました。  あわせて、国で直接的な支援も、これは50万人ぐらいと言っているので、何分の1の人なのか分かりませんが、10万円以上の給付が出そうだということも情報としてあって、ただはっきりしないという状態でしたので、そのことを、全体を鑑みまして、2次の補正予算が組まれて、この臨時創生交付金も増額されそうなあんばいですから、その折に考えたいと思っていますが、考えなくてはならないことが幾つかあるんだと思います。  一番多くという意味では、奨学金にかかわらないということもあるでしょうし、奨学金の中でも、給付型の人をどう考えるか、貸与型の人のほうがしんどいのではないかとか、そういうことで、どのように線引きをしていくかということも、この短い時間では検討がし切れなかったという状況です。引き続き検討しておいて、できるだけの対応ができればいいなと思っております。  メッセージ性ということにつきましては、まさしくそのとおりだと考えています。 110: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 111: ◎8番(菊田 篤君) 分かりました。検討し切れなかったということなので、引き続き御検討をよろしくお願いしたいと思います。  それからあと、9ページの就学援助の受給者の関係ですけれども、言葉尻を捉えるわけではないんですが、この目的に書いてある、就学援助受給対象世帯と、それから2の(3)に書いてある就学援助受給認定対象世帯、これをどう読み解けばいいんでしょうか。これは違うものなんでしょうか。確認したいと思います。 112: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 113: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) お答えいたします。  まず、目的に書いてあります就学援助受給対象世帯、あと2番の(3)の就学援助受給認定対象世帯の違いということでございますが、申し訳ございません。内容は一緒でございます。申請がありまして、それについて認定を市で行います。その認定を受けた子供、世帯に対して受給するという方法を取っておりますので、今回、臨時休業になっております。そういったことで、申請はこれからとなっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 114: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 115: ◎8番(菊田 篤君) 就学援助受給対象世帯というか、それに該当していても、要は申し込まない人たちもいるんですよね、年度当初で学校が配付して、今年申し込みますかと多分聞き取りをすると思うんですよ。その中で、東日本大震災の影響はもう、うちでは受けていないから申請しませんという方もいらっしゃるという中で、今回こういう形を取ったということでは、東日本大震災では、もう、うちの家庭はある程度収入も出てきたし、これは申請しませんよと言っていて、この間多分、学校から、改めて申請しませんかみたいな文書が来たと思うんですけれども、このコロナの対策で、もう一回多分出したんだろうと思っているんですが、もしかすると、このことをちゃんと周知しないと、うちは申請すればもらえるのかという話にもなりますし、その辺の確認をしたほうがいいと思うんですが、いかがでしょうか。 116: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 117: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) 菊田議員おっしゃるとおりでございます。周知をただするだけでなくて、丁寧に周知をして、その制度と、あとその申請の方法とか、そういった仕組みを各学校を通して保護者にもしっかりと周知していきたいと思います。ありがとうございます。 118: ◎議長(菅原清喜君) 8番菊田 篤君。 119: ◎8番(菊田 篤君) それで、説明資料のほうは、申請不要となっているんですけれども、改めてそのことを各学校を通じて各保護者に文書なりで通知して、改めて申請するのであればしてもらうという形でよろしいですか。 120: ◎議長(菅原清喜君) 学校教育課長斎藤博厚君。 121: ◎学校教育課長(斎藤博厚君) おっしゃるとおりでございますので、また改めて保護者にもきちんと説明資料等を加えまして、申請していただきたいと思います。(「終わります」の声あり) 122: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 123: ◎2番(三浦友幸君) 説明資料の6ページ上段ですけれども、支援金について、固定費の補助から支援金に変更ということで、その後、この対象業種が、飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業に限定されている理由を伺います。 124: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長梅内 摂君。 125: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  今回の支援の対象業種といたしましては、比較的規模の小さい、日々の売上げ減少が経営に短期間で影響する業種、またはお客さんと密接度合いの高い業種ということで、この3業種ということで対象としております。以上でございます。 126: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 127: ◎2番(三浦友幸君) 今、理由をお聞きしましたけれども、ここに該当しない業種であっても、例えば不動産取引業だったり、物品賃貸業だったり、様々な業種で売上げが同じように落ちている業種もあると思うんですけれども、その辺の考えを伺います。 128: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 129: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  その他の業種につきましては、今後示される国の追加の交付金の動向などを踏まえつつ検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 130: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 131: ◎2番(三浦友幸君) 今回対象とならない業種においても、同じく売上げが減っているのであれば、先ほどの奨学金のお話ではないですけれども、やっぱり市として、それを少額であっても支える姿勢が大事であると思うんですが、その辺についてもお考えを伺いたいと思います。 132: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 133: ◎市長(菅原 茂君) 今回は、政府においても本市においても、市民や国民と、商売を直接的に行っているケースと捉えております。例えば、不動産業ということでいえば、それも間接的なんですよね。人が来る、来ないということで行動が自粛されたからどうのということとどこまで結びつけられるかとは非常に難しいと思います。それと、例えば、それでは不動産物件が値段が下がったら、それは売上げが減るんですよ。ガソリンスタンドも今回減っています。魚も安くなりました。そういうことをどこまで入れるかということについては非常に難しい判断であります。  しかしながら、そういう業種については、比較的その影響が少し時間を置きながら出てくるということだと思いますし、極端な、例えば9割減だとか、9割5分減ということにはなりづらいという意味で、政府も、融資をまず最初活用してくださいということを言っているんだと思います。
     今後、政府の考え方等も、我々も勉強しながら、また予算の範囲内で救える業種というもの、また救うべき業種というものがそのほか出てくるということは否定をしませんので、引き続き幅広く見ていきたいと思います。 134: ◎議長(菅原清喜君) 2番三浦友幸君。 135: ◎2番(三浦友幸君) 直接的ではないということで、ただ、ここに載っていない業種であっても、本当に7割、8割と収益が下がっているところももちろんあると思いますので、ぜひ今後の支援をよろしくお願いしたいと思います。 136: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 137: ◎10番(村上 進君) 私も今の、資料の6ページの上のほうなんですけれども、これは当初は店舗賃料ということで、市で周知しておりました、新聞等でね。ただし、今回変わりました。こういう周知方法を今後どうするのか。この申請期間が今日からなっておりますので、その辺を含めて、やっぱり早くこの支援を知っておきたいという方がたくさんいると思いますので、その辺はいかがですか。 138: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 139: ◎市長(菅原 茂君) 担当課では、一日も早く知らせたいということでありましたけれども、議決をもって知らせるように指示をしたところでございます。  しかしながら、先般、要望に来ていただいた団体に対しましては、本日議会にかけますのでということはお知らせしたところです。 140: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 141: ◎10番(村上 進君) よろしくお願いいたします。  それと、もう一つは資料の7ページなんですけれども、ここはいろいろとコロナに対する感染の予防対策ということで、避難所とか、あと公民館、学校施設、コミュニティーということは自治会館等も含めていると思いますけれども、ここに用意するものの中で、次亜塩素酸ナトリウムとは書いてあるんですけれども、その上に、ただの手指消毒液とだけしか書いていないんですけれども、このように次亜塩素酸ナトリウムといいながら、手指のほうはなぜきちっとそういうものを、例えばアルコールだとか、アルコールでないとか、その辺はどうなんですか。もう少し分かりやすく説明してください。 142: ◎議長(菅原清喜君) 危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 143: ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 今現在、手指消毒剤も非常に入手しづらくなっております。こちらで想定しているものは、アルコールの手指消毒剤を想定しております。といいますのは、成分が少ない、単純なものですと、保存期間が長く取れるわけなんですね。そういうこともあって、今はアルコール消毒液を想定しておりますが、ただ、ほかのものも否定するものではないと思っております。至急必要であるものについては、アルコールでなくても調達できるものであれば、それらも視野に入れて、このような説明にしているところであります。以上です。 144: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 145: ◎10番(村上 進君) 非常に今、入手できないところでありますので、この本数を見ますと、何となく期待する部分があるんですけれども、どのように配付するんですか。 146: ◎議長(菅原清喜君) 危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 147: ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) 今、想定しておりますことは、子供たち、小・中学校、保育所、幼稚園など、そういうところでの手指消毒を想定しております。以上です。 148: ◎議長(菅原清喜君) 10番村上 進君。 149: ◎10番(村上 進君) 子供たちだけではなくて、何か公民館、学校施設、コミュニティーと書いてあります。その辺は、今の回答ではちょっと納得し難いんですけれども、私が言いたい趣旨は、今回だけではなくて、ずっと長く、何か2年ぐらいもかかるというようなこともありますので、終息するのにですね。その分も踏まえて、これは第1弾だと思うんですけれども、今後もあり得るということですね。その辺、もう一度。 150: ◎議長(菅原清喜君) 危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 151: ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) お答えいたします。  今、非常に入手しづらい状況にありますけれども、今後もその必要性、流通の状況を見ながら、必要なものについては購入していきたいと思っています。 152: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 153: ◎9番(秋山善治郎君) 先ほど、2番議員も質問しましたけれども、生活関連サービス業支援金のことについて、お伺いしたいと思います。  新しい形でしっかりした制度として今回提案されているので、非常にいいことだと思いますし、できるだけ幅広く、自粛に協力した人についてはしっかりと補償するということは貫いてほしいと思うんですね。  それで、5ページにある協力金については、4月25日から5月6日の間ということで、休業期間にしっかりと日数が規定された形でこれはされているので、それはあまり誤解がないんだと思いますけれども、6ページの生活関連サービス業支援金というところは非常に幅広く、いろんな形で支援をしたいという思いが出てきているんだと思います。  それで私は、地元紙に載った、休業しますという店といろんな業種がありましたから、リストを作ってみたら120を超したんですね。そのぐらいの業種の方が自粛している。これは広告を載せた人だけですよ。そのほかでも自粛している人がいるんですよ。  やっぱり政府がこれだけ声を上げて、国民全体に向けて、自粛しなさいという話で協力要請をしたわけでありまして、そこについて一定の自粛に協力したということに対しては、しっかりと補償もしていくということで、今回の気仙沼市の独自支援の部分について活用していく必要があるのではないかと思いますけれども、先ほどの答弁ですと、どうもかなり限定するというイメージもありましたけれども、その扱いについて、もう一度確認したいと思います。 154: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長梅内 摂君。 155: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  議員お話しのとおり、様々な形で、うちのほうも融資制度とか相談業務も毎日、結構な件数、相談の電話に対応しているところでございます。その辺の状況も踏まえて、できるだけ柔軟に発想して、できるだけ幅広く支援できるように今後検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。 156: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 157: ◎9番(秋山善治郎君) 課長から、明確に幅広く検討したいという話がありましたので、先ほどの最初の答弁よりももっと幅が広くなったものとも理解しますので、ぜひそこについては、後で怒られないようにしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。終わります。 158: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 159: ◎3番(菅原雄治君) まず、民生費関係で、補正予算に出てこなかったので、介護に対する支援とか、市としてのバックアップのイメージですね、今後、多分、国からいろいろなメニューが出てきたとしても、実はこういうイメージで介護施設、介護関連事業に関しての支援を考えているんだというものがあったらお示しください。 160: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君の質問に対し、当局の答弁を求めます。保健福祉部長菅原宣昌君。 161: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) 介護に対する支援でございますが、まず介護施設のほうで集団感染などが非常に危惧されるところでございますので、そういう感染を絶対に起こさないということで、そういう感染予防の対策等については、市も介護事業者と一体となって今、検討しているところでございますが、介護事業者として、例えば経済的な支援とかそういうことについては、今のところはそういう声は聞かれていないところでございますが、今のところはそういう感染予防の部分で、経済的な分ということではございませんけれども、なお国の方向性なども注視、研究しながら、また保健所等とも一体となって、今後とも感染予防を徹底してまいりたいと思っております。 162: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 163: ◎3番(菅原雄治君) 医療崩壊が一番心配される中で、今、国民の頑張りで医療のほうを一生懸命崩壊しないようにということで現在に至っているわけだと思いますけれども、介護の崩壊の危険性については、いろいろな場面で有識者からも出ていると思われます。どのような対策をしたほうがいいかということについても、私もなかなかイメージできないんですけれども、万が一そういう状況になったときに、どのような市としての取組ができるかということをシミュレーションしておいたらいいのではないかと思います。そういう考え方はお持ちですか。 164: ◎議長(菅原清喜君) 保健福祉部長菅原宣昌君。 165: ◎保健福祉部長(菅原宣昌君) お答えいたします。  介護事業所等と市とで、そういう対策というものは継続して協議しているところでございます。また、保健所などの知見も得ながら、そういう対策というものは徹底しておりますし、それぞれの介護法人にも直接様々な、例えば老人福祉施設協会でありますとか、そういう協会団体からも、国から直接いろいろな対策等の指示も出ておりますので、それを踏まえて現在検討しているところでございますし、また、例えば一部の民間団体等から防護服とか、様々な支援をいただく場面もございますが、その場合には医療機関と併せて介護福祉施設にも随時、必要性を確認しながら提供もしてまいったところでございますし、今後ともそのように努めてまいりたいと思います。 166: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 167: ◎市長(菅原 茂君) 介護施設については3段階ぐらいあるんだと思うんですね。介護施設に全く関係ないけれども市中に感染者が多いというようなケース、それと感染者が介護施設から出たケース、さらには濃厚接触者が介護施設関係者とか利用者に出た場合ということが想定されるんだと思います。そのことで何が出てくるかというと、2つあるんだと思います。介護事業者の経営の問題、もう一つは介護事業所が全てのサービスをできなくなったり縮小したりするということによって、在宅で介護しなくてはならない家族が増えてしまう。このケースは今回の学校の休業と同じというか、意味合いは同じなんだろうと思います。  今、部長から答弁させていただいたことは、患者等を出さないということを中心にお話をしたと思います。そのことが一番ではありますけれども、今後そういうケースにおいて、病院と同じように事業者に対する減収補填であるとか、あともう一つは、家庭で仕事がしづらくなった人への補填などが、うちでも子供たちの部分が今回出せましたけれども、そういうことがあると思いますので、併せて私たちは国に、そういうおそれがあるということを話して、自分たちの想像できる範囲をぶつけていかなくてはならないんだろうと思う。それが、それこそ残念ながら子供が少ないけれども、一方で高齢者のそういう対象者が多い地域からの意見としては重要だと思っています。 168: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 169: ◎3番(菅原雄治君) よろしくお願いします。  次に、3ページの独り親家庭への支援と、9ページの就学援助受給対象世帯への支援、この9ページに、ひとり親家庭緊急支援金支給事業支給対象者を除くという文言がありました。単純に考えると、両方かぶっている人は両方、手厚く支援してもいいのではないかなと今ちょっと単純に感じたりもしたんですけれども、人数等も書いてありますが、この辺の保健福祉と教育委員会でどういう話がなされたのか、お聞きしたいと思います。 170: ◎議長(菅原清喜君) 子ども家庭課長熊谷啓三君。 171: ◎子ども家庭課長(熊谷啓三君) お答えいたします。  今回、独り親家庭に対する支援については、他市の状況等も踏まえながら検討はさせていただきました。それで、独り親家庭ですと、児童扶養手当受給者という世帯もあるのでございますが、広く支援をしたいということで、児童扶養手当の認定になっていない世帯に対しても支給をしたく、今回、母子・父子家庭医療費助成対象者ということで検討をしたところでございます。これによって、児童扶養手当支給者よりも大分広く支給できるということで、進めていきたいということでやってきたところでございます。  なお、学校の関係については、直接こちらではこういった形で支給をしたいということで、学校教育課には情報等をして提供はさせていただいたところでございますけれども、なるべく広くという観点で、今回はダブった支給ではなく、広く支給をしたいという形で、こういう形で進めさせていただいたところでございます。 172: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 173: ◎市長(菅原 茂君) 本件は初め、今、子ども家庭課長が答えましたけれども、子ども家庭課のほうの施策が最初です。それは本市に限らず、幾つかの自治体で見えています。給付金額は様々ですけれども、本市の場合は、1家族、1人目2万円、2人目、3人目に1万円ずつ足していくという形で、富谷市と同じくなっています。  ここは、理屈というんですかね、政策の意味合いはあるんだと思うんですね。学校が休業すると、2人親より独り親のほうが子供のケアにかかって、就労のしづらさというものが増してくるという意味があると思います。  一方、このことをやろうと話をした後に、教育委員会から出てきました。教育委員会からは、今、私が言いました、就労との関係はなかなか説明しづらいというものが本音のところです。しかしながら、そこで両方の話を聞いて、今回決断をさせていただいたことは、本市として人口減少対策を大きな課題としているというような思いの中で、ここは迷ったら出したほうがいいのではないかということであります。  したがって、教育委員会で出した形については、もちろんこれは全国の対象者がいるわけではありませんけれども、ほかのまちではまだ、我々としては、情報としては得ていないながら、本市の子ども、子育てに対する思いを伝えたかったという意味であります。 174: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 175: ◎3番(菅原雄治君) 分かりました。  続いて、説明書の4ページです。リフォームについての促進事業の補助金ですが、この目的の一番最初に書いてある、新しい生活様式ということが、今後長いスタンスの中でどのようにまちづくりをイメージしていくかというところに意外とつながっていく可能性があるのではないかというような補助事業だと私は捉えました。  特に、今回の拡充部分の、室内の換気システムとか、自動式手洗い器の導入とか、具体的なハード面の需要が増えてくるとなると、そのイメージの中で、特に飲食の業者関係の人たちにとっては大変注目に値する補助金なのかもしれないなと捉えました。  その点について、長いスタンスでどう担当課として、この新しい生活様式における補助金の在り方について考えていらっしゃいますか。 176: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 177: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  今回の補助制度の関係につきましては、国から示されているように、3密を避けるような間仕切りだったり、そういう今回、短期的な形の対応ということで考えておりますけれども、議員お話しのような形で、長い目で今後変化を観察しながら、何か支援制度ができるものであれば考えてまいりたいと考えてございます。以上でございます。 178: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 179: ◎市長(菅原 茂君) まず、既存制度がありました。50万円まで出せることになっているんですけれども、2分の1です。今回、お店が営業を自粛しなくてはならない中で、半分自腹でというものは、やっぱり誰も手を挙げないのではないかということが第1点。ですから今回、金額は取りあえずは小さいですけれども10分の10にさせていただいたということ。やることはいろいろあるんだと思うんですね。ここに仕切りをやるなら20万円もかからないかも分かりません。換気扇1つならもっと安いのかも分かりません。手洗いは四、五万だそうです。そういうものをやっていただくということです。  そうやって、これを出した後に、今日になって初めて私も、あれ、と思ったんですけれども、国の第2次補正の中に、お店のものを150万円ぐらい出すような話が一部の報道にあります。ただ、私がちょっと懸念することは、それはまた何分の1だとか、10分の10というものは、なかなか国はそういう場合にやってこないので、我々としては先鞭をつけた形で、これはそのことと対象がダブらない限り、国に施策ができたとしても、このまま進めていきたいと思います。  そんな中で、この新しい生活様式の中で、市として直接うんと関わっていかなくてはならないことは、例えば、我々も今、復興でいろんなもの、建物を建ててきたんですけれども、すごい反省があって、今、公園だとか、港だとか、外にトイレを造る箇所が最後に残ったんですね。そういうところの、私も毎回その設計のときに、触らないでいけるようにできないかということをやりました。しかしながら、必ず冬に寒くて暖房を入れなくてはならなくて、水が凍るのでどうのという話になって、ドアをつける形になりましたけれども、じゃあそのドアを1か所だけ触らなくてもいいように長くしろだとか、いろんなことを言っているんですが、私は、1つは不特定多数の人が同じところを触らないというような建築様式というものが今後普通になってくるんだと思います。  例えば、本市でも改造によって、海の市のトイレはそうなっていますよね、最後のところ以外は触らなくて済むと。そういうようなスタンダードが幾つも今後開発されていくんだろうなと思います。  もう一つ、今、1メーター以上間隔を取りなさいという話があります。それで本当に店が成り立つのか。お昼どきに30人来なくてはいけないのに10人しか座れないと、店が成り立つのかということがあるんだと思うんですね。  ですから、私は一定程度、さらに収束した段階では、そこは多少、全国的に緩和されてくるのではないかと考えます。そうすればそうするほど、より別なところの衛生面というものなり、きちっとしていかなくてはならない。そこはもうトレードオフだと思います。  そういうような意味で、我々がいっぱいアイデアを持っているわけではありませんけれども、クーラーの問題もあると思います。温度を下げておくだとか、その逆もあるんだと思いますけれども、そういうことも含めて、店に必要なスタンダートというものが上がっていくということの、我々はそのはしりのお手伝いをしたいと思っています。 180: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 181: ◎3番(菅原雄治君) やはり、この新しい生活様式というものが具体的に私たち、しっかりかみ砕かないといけないのかなと。マスクが当たり前でない世の中が当たり前になるという。今の状況を見ますと、町なかの生活自体、お客さんを迎える生活自体もいろいろと、これを基に考えていかなければならないというように思います。  最後に、説明資料の7ページ、防災に関する経費のところです。公民館、学校施設及びコミュニティー施設等に配置するとありますから、ほとんどの多分、避難所にこれを配置する形になるというように思うんですけれども、入ってくるときの、ある程度、体温計等が私は必要ではないかなとは思っています。それがまず1点と、今後いろいろな避難所を地域住民の方の協力とともに運営していくという考え方をお持ちでしたら、その地域住民の方との避難所運営の練習、訓練を至急したほうがいいのではないかと思っていました。  しかしながら、物理的に困難であるのなら、動画等を作りまして、いろいろそういうところの施設等の中心の方々に配って、各地区でやってもらうとか、いろいろなことを準備しておかなければならないのではないかなと。物を置けばいいだけでは不十分だと思いますので、その点についてお聞かせください。 182: ◎議長(菅原清喜君) 危機管理監兼危機管理課長阿部久人君。 183: ◎危機管理監兼危機管理課長(阿部久人君) お答えいたします。  まず最初に、体温計についてお答えいたします。体温計につきましても、我々も必要だとは思っておりますけれども、体温計も今、入手しづらくなっております。今は、避難所のほう、多くは学校のものを借りることができるのではないかという想定でおりました。今後、体温計の備蓄についても検討はしていきたいと思っております。  それから次に、運営の方法を各自治会などにお伝えするということであります。実は昨年度から、いろんな運営の方法、このコロナの関係もそうなんですけれども、お知らせしたいということで、各自治会のところとお話ししたいと考えておりますけれども、今それができないような状態でありました。  動画ということまではちょっと検討しておらなかったものですから、そういうところも検討してまいりたいと思います。以上です。 184: ◎議長(菅原清喜君) 3番菅原雄治君。 185: ◎3番(菅原雄治君) 全国版のニュースの中でも、コロナ対策を兼ねた避難所のマニュアルのたたき台を作った専門家がいらっしゃいました。そういうところをぜひ参考にしていただきながら、そして効果的に地域住民が実際に活動できるような、そういう方法をぜひ早めに考えていただきたいと思います。質問を終わります。 186: ◎議長(菅原清喜君) 22番熊谷伸一君。 187: ◎22番(熊谷伸一君) 予算説明資料の4ページの部分で、店舗等快適化リフォーム促進事業補助金についてお伺いしたいと思います。通常、この補正予算が通って、申請または事業の執行ということになってくると思うんですが、その申請の時期、あとはその受付、具体的にその事業を許可するそのスケジュールをお知らせください。 188: ◎議長(菅原清喜君) 22番熊谷伸一君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長梅内 摂君。 189: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  様式等々をもう一度精査しまして、できるだけ早い時期に、また広報等でお知らせしていきたいと考えてございます。以上でございます。 190: ◎議長(菅原清喜君) 22番熊谷伸一君。 191: ◎22番(熊谷伸一君) そこでお伺いしたいんですが、既存の制度であれば、その補助率あるいは補助金額、先ほど菅原市長もお話をされましたが、かなり大きなものだったんですが、今回10分の10、そして上限20万円、下限2万円ということになってきました。これに関しては、やはり3密を避けるということで、小売の方、あるいは、ここに書いてあるように飲食サービス、そういった方々が積極的に使うんだろうと思っています。  ただ、補正予算ですからお伺いしているんですが、この事業、実は4月に入って自主的に、積極的にその衛生面の改善、あるいは様々な取組をして行ってきている小売業者あるいは事業者がいると思うんですね。数は不確かではありますけれども、そういった方々が今回この事業に適用しないのではないかという可能性があるんですけれども、できれば遡及して4月の当初からこういったリフォームを行った場合には、それを取り上げてやるんだと。そのぐらいの気持ちがないと駄目なのかなと思うんですが、それについていかがでしょうか。 192: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 193: ◎市長(菅原 茂君) 実は、この財源の内訳の地方創生臨時交付金、ありますね。これは4月1日に遡及できるお金なんですね。そのお金を使ってやるのに、遡及は駄目ということは多分言えないんだろうと思いますので、担当課と最終確認を追って、後でしますけれども、考え方としては、4月以降ということで考えるべきなのではないかなと思っておりますし、ここに応募が多く来れば、既存のほうが少ないとなれば、そこからお金を動かしたり、次の国の補正予算によって増額されるのであれば、需要があるというところは対応していくべきだと思いますし、先ほど菅原議員からもありましたけれども、これは長い目で見なくてはならないものだと思いますので、そのように対応していきたいと思います。 194: ◎議長(菅原清喜君) 22番熊谷伸一君。 195: ◎22番(熊谷伸一君) ぜひそのような遡及をして、新年度4月1日以降も積極的に取り組んできた事業主に対してしっかりとフォローできるような体制を取っていただきたいと思いますし、当然これからであれば、契約書であるとか、あるいは請求書、あとは領収書、そういったものも添付しながら、また写真を撮って、あるいは様々な形で証明するものを添付するんだろうと思うんですが、遡及する場合には、そういったものが出せればいいんですけれどもね、そういったところはしっかりと精査しながらやるような体制で、ぜひ遡及して、そういった方々への救済ということをしっかりと考えて、取り組んでいただきたいと思います。終わりにします。 196: ◎議長(菅原清喜君) あと何人ぐらいいらっしゃいますか。では、午後ということで。  暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。      午前11時58分  休 憩 ───────────────────────────────────────────
         午後 1時00分  再 開 197: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたしますが、質問はなるべく簡潔によろしくお願いいたします。13番三浦由喜君。 198: ◎13番(三浦由喜君) 簡潔に。説明資料の7ページの、衛生用資材の配置についてお伺いします。2の内容には、コミュニティー施設等への配置とありますが、これは地区の集会所も入るのかどうか。これをまずお伺いします。 199: ◎議長(菅原清喜君) 13番三浦由喜君の質問に対し、当局の答弁を求めます。地域づくり推進課長千葉正幸君。 200: ◎地域づくり推進課長(千葉正幸君) お答えいたします。  コミュニティー施設への配置の部分につきましては、地区の集会所、こちらは市の所有集会所、それから自治会の所有している集会所、合わせまして配付をする予定ということで考えております。 201: ◎議長(菅原清喜君) 13番三浦由喜君。 202: ◎13番(三浦由喜君) そこでお伺いします。そうしますと、集会施設それぞれ世帯数が違いますよね。そうしますと、資材の配置の内容というものはおのずから違ってくると思うんですが、現在考えている配置の内容をお聞かせください。 203: ◎議長(菅原清喜君) 地域づくり推進課長千葉正幸君。 204: ◎地域づくり推進課長(千葉正幸君) 取り急ぎベースの積算につきましては、1施設、消毒液ですと15本程度を予定しております。また、マスクにつきましても、こちらは施設ではなく自治会という絡みで、1自治会200枚程度と積算をしているところでございます。 205: ◎議長(菅原清喜君) 13番三浦由喜君。 206: ◎13番(三浦由喜君) 分かりました。消毒液は15本。例えば、3行政区の集会所であれば600枚ということになりますよね。運営している1集会施設がたまたま3行政区で運営しているという場合は200掛ける3ということでいいですよね。そうしますと、これは貸与という形になるんでしょうかね。それから、例えばマスク、どういうときに使用するんでしょうかね。それは管理者に任せるのかどうか。できれば、マスク着用で会議等に参加してほしいと、あるのかどうか、ちょっとこれからのことですけれども、その辺のところです。それだけです。 207: ◎議長(菅原清喜君) 地域づくり推進課長千葉正幸君。 208: ◎地域づくり推進課長(千葉正幸君) お答えいたします。  マスクの部分につきましては、原則、自治会でも会議をするときにマスクを着用して来ていただくことが前提ではございますけれども、マスクを忘れてきた場合、または施設を貸出ししている場合に、自治会が使っている段階で、もうマスクを持ってこないので会議には参加させませんということのないように、そういった予備のためのマスクの配置と考えております。(「了解しました」の声あり) 209: ◎議長(菅原清喜君) 21番鈴木高登君。 210: ◎21番(鈴木高登君) 説明資料の4ページ、5ページ、6ページに共通するかと思うんですが、事業者の届出にもあるんだろうけれども、例えば宿泊業者にもいろいろと支援があるようでございますが、これは、例えば5ページの新型コロナウイルス感染拡大防止協力金、6ページの宿泊施設緊急支援事業とか、事業は別々なんだけれども、重複してこれを交付することができるものかどうなのか、念のために確認しておきたいと思いますし、時間短縮のために重ねてお尋ねいたしますけれども、4ページのリフォームの関係です。  先ほど、同僚議員もお尋ねはしておりましたけれども、この部分なんですが、市長の答弁で、私の聞き違いだったら申し訳ないんですけれども、国の支援が今後後発でまた別なものが出てくる可能性もあるかもしれないというお話があったようでございますが、例えばリフォーム、この支援金だったらこれくらいのリフォームにしておこうかなとリフォームしました。ところが、後からまた国から補助支援があったとした場合に、何だって、それだったらもう少しここまで手広くやっていたほうがよかったなとかという話になってこないかなと。そういう懸念があるんですけれどもね。その辺はどうでしょうか。お尋ねいたします。 211: ◎議長(菅原清喜君) 21番鈴木高登君の質問に対し、当局の答弁を求めます。産業戦略課長梅内 摂君。 212: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  1点目の、重複申請が可能かという点でございます。これは重複申請をしていただいてオーケーということで、よろしくお願いいたします。  それと、2点目のリフォームの件ですけれども、その辺、説明のときに、あと申請提出時に改めて事業者に詳しく説明しながら対応してまいりたいと考えてございます。以上でございます。 213: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 214: ◎市長(菅原 茂君) 後段のほうは、要は、さっき私、ダブりという言葉を使ったんですけれども、1つのことで5万円をこっちとこっちからもらうというものは駄目なんですよね、二重補助はいけない。二重になってなければいいと私たちとしては、それは別々に考えるということになると思います。  それで、もし国の補助のほうも10分の10で出てきたと。それで、国の補助のほうで間に合うという人は、そっちをお願いしたいという思いはあります。ただ、そういうこともあまりないと思いますので、どっちもあると思って使っていただいたらいいと思います。 215: ◎議長(菅原清喜君) 21番鈴木高登君。 216: ◎21番(鈴木高登君) せっかく市長から答弁をいただきましたが、課長の最初の後段のほうの答弁でおおむね了解いたしましたし、その説明の段階で、やっぱり事業者にはきちんと説明していただきたいという思いがございます。  それで、そのリフォームの関係なんですけれども、この箱でくくった中の一番下段の、その他のところです。来年の3月までに工事完了予定の事業所を対象とするという文言があります。これを、この補助金を始めた場合に、この対策をしなければならないと思う事業者はかなりの、相当数の事業者がいるのではないのかと思うんですよ。そうした場合に、工事が殺到して、その工事業者が、工事業者とすれば仕事が増えるからいいんだろうけれども、業者が間に合わなくて、来年3月まで完了しないというケースが出てきやしないかという心配があるんだけれども、来年3月までと区切ってしまっていいのかどうなのか。その辺が若干気になるんですが、いかがですか。 217: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 218: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  その辺の期限につきましては、状況を見ながら判断させていただきたいと考えてございます。以上でございます。(「終わります」の声あり) 219: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 220: ◎1番(今川 悟君) 私から、総論的なことをお尋ねしたいんですが、最初の市長の議案説明のときに、もうちょっとこういうことが盛り込まれていればよかったと思ったんですけれども、今回の補正がどういう目的で、どういう位置づけにあるかということをちゃんと市民に説明しなければいけないと思います。  そこでお尋ねしますけれども、今回の補正の目的が、国の交付金に基づいている、さっき答弁でもありましたし、次の対応も、国の次の追加補正を見てということがありましたが、一方で、市の財源を使ってどういう支援をしていくかということも一緒に考えていかなくてはと思うんですけれども、そういうこのタイミングですか、どう国の補正を使っていくのか、あと市の財源をどう使っていくかという方針は今のところ定まっているんでしょうか。 221: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長菅原 茂君。 222: ◎市長(菅原 茂君) 定まっておりません。国の2次補正についての、この地方創生臨時交付金の金額が分からない。与党から政府へは、今回の1兆円に対して2兆円という要望をしたとありますので、それ以上ではないのかなとも思います。野党は5兆円と言っていたんですね。そのことと、今回のこのお金の出具合というものを見ながら考えていかなくてはならないということと、2次補正になりますと、3次補正がどうあるか分かりませんけれども、その先というものもまた出てくる可能性がありますね。  特に、2次では、1次で批判をされたので、Go To キャンペーンみたいなものを封印しているんですね。そうすると、出口戦略として、1次における、すぐには使わないGo To キャンペーン的なものを3次に持っていく、新たにまた出すという可能性もあります。その頃に第2波、第3波が来るかも分からないという状況にありますので、どのように使っていいかということは、状況をつぶさに確認しながら、いかなくてはなりません。  そういう意味で、その中で、本市の独自の財源ということにつきましては、私は現在の本市の状況からいえば、非常に慎重であるべきだと思います。というのは、今、我々の中で一番大きいものが、実は病院の減収です。4月で1億円ぐらい昨年比を下回っています。それは5月になったら回復するということではないんだろうと思いますが、そこに充てられる国のお金というものは今のところ約束されていません。国には要望しています。また、フルに来るかどうかも分からないという意味で、億単位のお金がかかってまいりますし、それが臨時交付金から賄っていいということに、すぐにはならないのではないかと思っているので、非常に慎重です。  それで、前回、10万円の個人へのお金に対して寄附を募ったらどうかという御提案がありました。その折に、私からは、国が市民に出したお金を、それを一旦、市でまた集めてというものが国の趣旨としてどうかというお話をしましたが、その後、この寄附につきましては幾つかの自治体で始まっています。そのことに対して、総務省が何かをとがめるような話は今のところ出ていませんし、公式ではない接触の仕方で総務省関係の方から見解を聞いたこともありますが、今のところネガティブな話はありません。  ところが、市民が市に寄附をすると、現在の税制ではふるさと納税と同じ扱いになりますから、残りが税額から控除されるんですね。その控除される税は、国の税と地方税とあります。地方税は気仙沼市の税もあります。したがって、10万円を頂いたときに、気仙沼市の税収は、その人の年収によりますけれども、例えば数百万円だったら4万円とか、税金がなくなるんですよ。税金がなくなると、4分の3は交付税措置されるので、4分の1が実際うちの予定の税収に対して減る形になります。  そうすると、この政策が簡単にできるかというと、やらなくてもいい仕事のためにお金を集めることは身を切る形になります。けれども一方で、今川議員がおっしゃったように、やる仕事がもっとあるんだったら、例えば1万何千円の原資で10万円の仕事ができるということになります。そのときは、この寄附なども考えたらいいのかなというものは、今、我々の内部の検討です。  しかしながら、それを現在、2次の補正の内容が出ていない、その使い道が出ていない中で検討をすることが難しいということで、一旦、今止めている状況にありますので、病院の状況だとか、国の流れを見ながら判断してまいりたいと思います。 223: ◎議長(菅原清喜君) 1番今川 悟君。 224: ◎1番(今川 悟君) 議案第6号の参考資料の説明がなかったのでお尋ねしますけれども、今回、国の交付金が、余れば全部精算して返さなくてはいけないということで、なるべく全部使い切るために一般財源も支出して、その辺でゆとりを持たせたということだったと思うんですけれども、その辺の説明がやっぱり市民に届いていくように、そういう交付金を使い切るためにも一般財源として持ってこなくてはいけないお金があるんだということとか、あと今言ったとおり、例えば寄附とか基金を使ってやっていくということとか、もう一つ重要なことは、この産業部関係で特にお金が使わなくていい分が出てくるのではないかということが前の前くらいに説明があったと思いますけれども、そういうところを精査しても、出てきたお金はコロナ対策の基金に回すというようなメッセージ性というか、先が見えてこないと、なかなか市民も安心しませんので。例えば6月の今度予算の説明があるときは、ぜひそういった市の考え方も含めてお願いしたいと思います。  その辺についてお尋ねしたいのと、あともう一点は、国の対応でずっと対応することはいいんですが、気仙沼ならではの問題というものが、特に今、心配なことは、お盆シーズンの帰省の問題だと思いますけれども、気仙沼市というものは、ともかく外にたくさんの人が出ていて、Uターン、Iターン、そういう帰省を含めて帰ってくる機会が多いまちです。そういうまちならではの、都会にはない問題ですので、そういうことに対して、例えば帰ってきやすくするように待機場所をつくるのか、何をするかと、よそのまちではホテルに待機場所をつくるとかということもやっているみたいですけれども、何かしら、その抑制するのか、あるいは何か対策を練って受け入れるのかということも考えていってほしいと思いますので、そういったことにはぜひ市の財源を使うということも含めて、今はちょっとまだ市の対応が決まっていないということなので、6月の議案説明のときは、そういう全体像を見据えて説明してほしいと思います。  それと、今日の予算の中で1点だけお尋ねしますけれども、予算書の6ページの、1事業所当たり10万円の、その対象外になる部分の、生活関連サービス業支援金なんですけれども、この補助件数が560事業者とありまして、これは前、説明がありました、賃貸で賃料の補助のときも560の事業者だったと思うんですけれども、この積算の方法だけは確認しておきたいと思います。というのも、余ったら国に返さなくてはいけないというお金の中で、どのくらい見積もって想定、上限数とあるんですが、実際どういう積算の仕方をしたのか、お尋ねいたします。 225: ◎議長(菅原清喜君) 産業戦略課長梅内 摂君。 226: ◎産業戦略課長(梅内 摂君) お答えいたします。  まず、対象業種が飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業ということで、事業所数を捉えた中で、そのうち、もともと協力金の該当にならないところということでしたので、6割程度ということで想定したところでございます。以上でございます。 227: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 228: ◎市長(菅原 茂君) 6割程度で560なんですけれども、560のうち何割の人が賃貸しているか分からないので、フルで考えていたんですね。ですから今回、その賃貸要件を外しても予算は変わらないということで考えたところです。  それと、お金が余ったら返すというような自治体はないと思います。それは何らかの方法で必ず市民にお金を使ってもらうということで我々としては考えていきたいと思います。  今回の計画は、1回出したらおしまいではありませんので、必ず使うということで、それより足りない分が出るぐらいでも、市民のダメージと比べれば小さいものだという認識ではおりますが、あとは先ほど言いましたように、どのようなものが有効にあり得るのか、また公平にやれるのかということも含めて、その先を考えていくことになります。  重ねて申し上げますが、最大の、市としての現在のリスクは病院です。そのことを見極めなくてはいけませんので、次の段階でどこまでつまびらかに話ができるか分かりませんけれども今日いただいた観点を常に中心に置きながら、検討を進めていきたいと思います。 229: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですか。17番熊谷雅裕君。 230: ◎17番(熊谷雅裕君) 確認的にお尋ねします。50%売上げ低下した場合は、個人事業主に100万円出るということが前に決まっておりました。今回の予算措置の中の6ページで、例えば宿泊業、この間休止した人には40万円ですか、その後6ページに、また宿泊の人数によっての補助の額が出ています。これは全部、簡単に言えば、民宿、旅館は100、全部で55万円とかもらえる形になるんですか。 231: ◎議長(菅原清喜君) 観光課長畠山 勉君。 232: ◎観光課長(畠山 勉君) お答えいたします。  今、3種類の支援について話があったかと思います。1つの、個人事業主が50%以上の減になった場合というものは持続化給付金というものでして、これは国の制度でございます。今申したとおり、その経営形態といいますか、その状況に応じて該当するところ、しないところというものが出てこようかと思います。  それと、2点目の県の協力金と。協力要請に応じてのほうにつきましては、こちらは期間が4月25日から5月6日までの12日間において、この蔓延を防ぐために休業要請という、その要請に応じてお休みになったところが対象となります。  最後に、説明書の6ページの下段にある部分については、これはそういった条件がなく、現に営業をしているところで、保健所に登録のある宿泊施設について、その施設の規模に応じて支援をするという考えでして、そのようなそれぞれの区分がございます。以上です。 233: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 234: ◎17番(熊谷雅裕君) 例えば、この民宿、旅館ですけれども、一応自粛が解除されたというか、休業要請が解除されたわけですけれども、これから営業を始めて、誘客して、泊めて、通常の前のように繁盛する形に戻って、黒字にもっていければいいんですけれども、そのためには他県からの来客がなければ、気仙沼市は観光業として成り立たない部分があります。  新潟を入れた東北の7県が、県を越えた移動を自粛という形で言っていますけれども、あれは特定警戒都道府県からの流入が困るという現実的な言葉だと思うんですが、気仙沼市の場合は、例えば海を見に来て、魚を食べに泊まりに来る人は大概、山のほうの岩手県とか、そういう人が多いわけですよね。  ですから、県をまたぐ移動の自粛というものは、何か気仙沼市にとってはそぐわないというか、あまり、いろんな飲食店についてもそうですけれども、やっぱり他県から魚を食べに来るわけで、この部分の矛盾したことがあるので。  要は、この補助金を出している、いろんな予算が出ましたけれども、結局、立ち直ってほしいというか、潰れないで営業を続けてほしいという意味なわけで、あまりそういった、全体を見たときに、もっと規制を緩和していく方向に進めないと駄目なのではないかと思うんですけれども、いかがですか。 235: ◎議長(菅原清喜君) 観光課長畠山 勉君。 236: ◎観光課長(畠山 勉君) 今こういう状況の中で、我々は本来、今こういう時期、例年であれば、どうぞお越しくださいと、どんどんPRしている時期であります。  しかしながら、まだまだ、少しずつ緩和されているとはいうものの、コロナが根絶されたわけではございませんし、まだリスクがあります。  そういった中では、国、県の発表と歩調を合わせながら、ブレーキとアクセルを同時に踏むような形になっているかもしれませんが、本当に心苦しい呼びかけではありますけれども、もう一頑張りしなければならないものが今の段階だと思っております。 237: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 238: ◎17番(熊谷雅裕君) 5月6日には、観光施設等の訪問自粛をお願いしますということで、いろいろ出ました。でも、現実に昨日、解除の方向で進んでいるわけですから、今、駐車場を全部封鎖していますし、それからいろんな注意事項が書かれています。その中で、非常に嫌な思いをしたというか、ありますけれども、「注意。コロナ対策で県境をまたぐ外出の自粛を要請中。宮城県外からの来訪者は海への立入りは御遠慮願います」とあるんです。宮城県外からの来訪者は海への立入りを御遠慮願いますということは、非常に失礼な言い方だと思います。この部分は全く要らないと思いますし、これから旅館、民宿を続けていきたい、あるいはお客さんに来てほしいと思っている人が、海に出ようとしたときに、こんな文言があったのでは本当に不快な気持ちを与えて、海を見に来ている、泊まりに来ているわけですから、こういった表示物はもういっときも早く撤去してほしいと思っております。  早速これを、解除になっているんですから、できるだけ民宿、旅館に来てほしいわけですから、それによってカツオやら魚をいっぱい食べてもらって喜んでもらうためには、こういった文言は外してほしいと思います。いかがですか。 239: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 240: ◎市長(菅原 茂君) まずもって、熊谷議員の認識に誤りがあると思います。昨日、緊急事態につきましては、宮城県も含む39ですか、その県が解除されましたけれども、同時にその会見で総理が話したことは、県外の移動は自粛してくださいということを明確にお話しされました。ですから、それは半ば条件だと思います。  したがって私たちは、特に観光地につきましては、遠くから人に来ていただくためのものでありますから、そこはしっかりと次の別な発信があるまで守らなくてはいけないと思います。そこは堅持していきたいと思います。当座、5月31日ということを考えておりますが、もし次の週末に多くの、東京も含んで解除されれば、それはまた別次元だと思いますが、東京も入っていれば、相当慎重にならざるを得ないと思います。  その上で、駐車場への貼り紙の書き方につきましては、私も今細かくは初めて聞いたところがあります。少し気に障る部分があろうかと思いますので、文言につきましては工夫をして、改良できるものは改良していきたいと思います。 241: ◎議長(菅原清喜君) 17番熊谷雅裕君。 242: ◎17番(熊谷雅裕君) 県境にある気仙沼市は、隣の岩手県との交流も盛んですし、仕事で行き来もしていますし、ごく、県を越えることは当たり前の状況下にあるわけです。その中で、宮城県外からの来訪者は立入りを御遠慮願います。まるで、外から来る人がみんなコロナにかかっているような書き方は大変失礼だと思うので、ぜひこれはなくしてほしいと思います。  それと、県は自粛要請を解除しましたが、学校の登校をいまだに止めています。ちょっと予算とは関係ないかもしれませんが、経済を動かすときに両輪だと思うんです。一応やめますけれども、経済を動かしていくときに、要はこういう補助金が出ないように日常に戻すためには、学校の再開がいっときも早く行われることを望みます。返事はいいです。 243: ◎議長(菅原清喜君) ありませんか。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第6号令和2年度気仙沼市一般会計補正予算は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 244: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり決しました。 245: ◎議長(菅原清喜君) 次に、先ほど答弁を保留しておりました議案第2号及び議案第3号に係る9番秋山善治郎君の質問に対する当局の答弁を求めます。収納対策課長小松広和君。 246: ◎収納対策課長(小松広和君) 大変失礼いたしました。先ほど、秋山議員から質問のございました、徴収猶予に係ります任意の期間、1か月以上の根拠は何かという御質問がございました。これにつきましては、今回改正されました地方税法の施行規則の中で、任意の1か月以上の期間ということをうたってございます。以上でございます。 247: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 248: ◎9番(秋山善治郎君) すみません。その任意の1か月という部分、ちょっと条文を読んでいただけませんか。 249: ◎議長(菅原清喜君) 収納対策課長小松広和君。 250: ◎収納対策課長(小松広和君) 読み上げますが、ちょっと長いので該当する部分だけで。(「その部分だけで結構です」の声あり)  地方税法施行規則第27条、令和2年2月1日から法附則第59条第1項の規定による徴収の猶予を受けようとする地方団体の徴収金の納期限までの間における連続する1月以上の期間の収入金額を、当該機関の初日の1年前の日から当該期間の末日の1年前の日までの期間の収入金額で除して得た割合が、おおむね100分の80以上となったこととするということでございます。 251: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 252: ◎9番(秋山善治郎君) 今、課長から答弁がありましたけれども、要するに私、さっきから気にしていることは、この任意の1か月という表現の仕方なんですよ。法律的な部分としてすごく曖昧な表現だなという思いをしていたものですから、本当にそういう任意の1か月という形の表現で法律なり規則に規定されているのかどうかを確認して、質問しました。  今、課長が読んだところでも、なかなかそこは読み切れなかったんですが、私には聞こえなかったんですけれども、そんなふうに解釈できるんでしょうか。もう一度確認したいと思います。 253: ◎議長(菅原清喜君) 収納対策課長小松広和君。 254: ◎収納対策課長(小松広和君) お答えいたします。  今回、地方税法等の法律の改正、施行されましたけれども、国からも併せて、今回の改正に伴った通知が来ております。その中でも、その部分につきましては、任意の期間というようなことで示されてございます。
    255: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 256: ◎9番(秋山善治郎君) 国の文章がどうであれ、私たちとしては、条例をつくるのでありますから、条例に対する説明責任という点では、しっかりした対応というものが必要だと思いますので。国から来ていることが分かりました。ただ、私はこの任意という表現というものは、法律または条例をつくる上では非常にふさわしいものではないのではないかという思いをして、質問をしました。終わります。 257: ◎議長(菅原清喜君) 市長菅原 茂君。 258: ◎市長(菅原 茂君) 今のは、ある意味、国が書いたものが全てに通用するんだと思うんですね。「単月」と書けば、その1日から30日とか31日になってしまうし、1か月間ということで、どの日から始まっても、その1か月後ということで。一方、本年はオリンピック年なので、2月は29日までだったということがあったので、おおむね8割という数字、言葉が入っているんだと思うんですね。  そういう意味で、このことで全てを包含していると思いますけれども、なお確認の上、市では運用していきたいと思います。 259: ◎議長(菅原清喜君) よろしいですね。これにて質疑を終結いたします。  議案第2号及び議案第3号は総務教育常任委員会に付託いたします。 260: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第7号令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算を議題といたします。     ○議案第7号 令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算 261: ◎議長(菅原清喜君) 本案は、民生常任委員会へ付託の予定であります。  補足説明を求めます。市民生活部長小野寺幸恵さん。 262: ◎市民生活部長(小野寺幸恵君) それでは、各種会計補正予算書の17ページをお開き願います。  議案第7号令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算について、補足説明を申し上げます。  本案は、歳入歳出にそれぞれ280万円を追加し、予算総額を78億7,086万7,000円とするものであります。  24、25ページをお開き願います。  次に、歳出について御説明申し上げます。補正額のみ申し上げます。  第2款保険給付費6項傷病手当諸費1目傷病手当金280万円は、別添の説明資料10ページの傷病手当金支給事業に内容を記載しております。  以上が歳出内訳でございます。  次に、歳入について御説明申し上げます。  予算書の22、23ページにお戻り願います。  第4款県支出金1項県補助金1目保険給付費等交付金280万円は、傷病手当金に係る特別調整交付金分であります。  以上が歳入内訳であります。  恐れ入りますが、20、21ページにお戻り願います。  総括でありますが、歳入歳出それぞれ補正前の額78億6,806万7,000円に280万円を追加し、予算総額を78億7,086万7,000円とするものであります。  以上でありますので、よろしくお願いいたします。 263: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  議案第7号は民生常任委員会に付託いたします。 264: ◎議長(菅原清喜君) 次に、議案第8号令和2年度気仙沼市病院事業会計補正予算を議題といたします。     ○議案第8号 令和2年度気仙沼市病院事業会計補正予算 265: ◎議長(菅原清喜君) 本案は、民生常任委員会へ付託の予定であります。  補足説明を求めます。市立病院事務部長菅原正浩君。 266: ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) それでは、気仙沼市各種会計補正予算の27ページをお開き願います。  議案第8号令和2年度気仙沼市病院事業会計補正予算について、補足説明を申し上げます。  第1条は総則で、第2条は病院事業会計予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入について、第1款資本的収入第7項補助金に831万6,000円を追加し、資本的収入の予定額を8億3,417万7,000円とするものでございます。  支出については、第1款資本的支出第1項建設改良費に831万6,000円を追加し、資本的支出の予定額を8億4,013万9,000円とするもので、陰圧式エアーテント一式を購入するものでございます。  以上でありますので、よろしくお願い申し上げます。 267: ◎議長(菅原清喜君) これより質疑に入ります。9番秋山善治郎君。 268: ◎9番(秋山善治郎君) 幸いにして気仙沼市は、コロナの感染者は今1人ということで収まっているんですけれどもね。少ないということは、これから拡大するという、裏返せばそういうことになりかねない心配もあるんですよ。  そういう点で、今回は陰圧室の部分について手当てをしたんですけれども、総体的にここを、市立病院ではどのような規模でこれをしようとしているのか、構想というものはどこまで今、検討されているのか、お聞かせください。 269: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市立病院事務部長菅原正浩君。 270: ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) 当院といたしましては、患者さんが当地域において1人ということは不幸中の幸いであったと思ってございます。ただ今後、先ほど来、市長から申し上げましたとおり、第2波、第3波というものが懸念をされる状況にございます。  そのような中で、当地域の患者さんをできる限りこの地域で対応できるような体制を取っていきたいとは考えてございますが、当病院にも限界というものがございますので、それについては、どこまでできるのかというものも含めまして、今後のことについて、現在も検討中でございます。 271: ◎議長(菅原清喜君) 9番秋山善治郎君。 272: ◎9番(秋山善治郎君) 厚生省が示した資料で、宮城県が今回の感染のピーク時の予想した形の中では、入院治療が4,000人という話が出されていました。この単純計算をすると、気仙沼は100人という話になってしまうんですよね。  そういう意味で、今、部長から、限界という話はされましたけれども、どこまでのマックスを考えて、この限界という話をしたのかについて、再度確認したいと思います。 273: ◎議長(菅原清喜君) 市立病院事務部長菅原正浩君。 274: ◎市立病院事務部長(菅原正浩君) お答えいたします。  現時点での限界というものが数字的に固まっているものではございません。ただ、厚労省が発表しました、全体の中から、当地方で入院患者が100人程度出るのではないかという試算については承知してございます。  ただ、その当時に試算したこの数値と、現段階での対応の仕方が変わっておりまして、宮城県内では、軽症者についてはホテルで収容するというような対応も考えている。現在、実際に行っているようでございます。  そのようなことを踏まえれば、全ての患者さんが病院で入院が必要だということでもないのかなと考えてございます。(「じゃあ、6月に回します」の声あり) 275: ◎議長(菅原清喜君) これにて質疑を終結いたします。  議案第8号は民生常任委員会に付託いたします。 276: ◎議長(菅原清喜君) 常任委員会開催のため、暫時休憩いたします。再開を常任委員会終了後といたします。      午後 1時40分  休 憩 ───────────────────────────────────────────      午後 3時15分  再 開 277: ◎議長(菅原清喜君) 再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各常任委員会に付託いたしました議案について、審査の経過及び結果の報告を求めます。  初めに、総務教育常任委員長の報告を求めます。総務教育常任委員長三浦由喜君。 278: ◎総務教育常任委員長(三浦由喜君) 本議会において、総務教育常任委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第1号 財産の取得について は、当局より説明を徴し、審査の結果、同意すべきものと決しました。  ○議案第2号 気仙沼市市税条例の一部を改正する条例制定について 及び  ○議案第3号 気仙沼市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 279: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの総務教育常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 280: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 281: ◎議長(菅原清喜君) 次に、民生常任委員長の報告を求めます。民生常任委員長公明村上 進君。 282: ◎民生常任委員長(村上 進(公)君) 本議会において、当委員会に付託されました議案について、その審査の結果を御報告いたします。  ○議案第4号 気仙沼市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について  ○議案第5号 気仙沼市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について  ○議案第7号 令和2年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算 及び  ○議案第8号 令和2年度気仙沼市病院事業会計補正予算 は、当局より説明を徴し、審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決しました。  以上のとおりでありますので御報告いたします。 283: ◎議長(菅原清喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし」の声あり)これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。(「なし」の声あり)これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。ただいまの民生常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 284: ◎議長(菅原清喜君) 御異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり決しました。 285: ◎議長(菅原清喜君) 以上で提出されました議案の全部を議了いたしましたので、これをもちまして第109回気仙沼市議会臨時会を閉会いたします。  大変お疲れさまでございました。      午後 3時19分  閉 会 ───────────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和2年5月15日                    気仙沼市議会議長  菅 原 清 喜                    署 名 議 員   村 上 佳 市                    署 名 議 員   佐 藤 健 治 発言が指定されていません。 このサイトの全ての著作権は気仙沼市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KESENNUMA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...